grin cat
目の前でアリスが眠っている。
机に貼りついた頬も、髪も愛らしい。
全てが、イトオシイ。
「アリス…大きくなったね」
僕は触れる事の出来なかった時を埋めるかの様に
その愛しい頭を撫でた。
掌を滑る髪の手触りが心地よい。
ああ、僕らのアリス。
僕のアリス。
貴女が僕だけのモノになったら
どんなにいいだろう。
もう少しだけ待ってて。
僕がこの世界から連れ出すまで。
んん、と少し身をよじって、
アリスが目を開けた。
ぼーっと机の上に乗っかっている
僕の顔(いや、口だろうか)を眺めている。
さあ、僕と一緒に行こう。
「おはよう、アリス」
あとがき
初の歪アリ小説!そして猫アリです。
場面はもちろん冒頭部です。
そして私のベストエンドは「僕のアリス」ですv