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まだ小さい頃は

転んでも擦りむいても

平気だった



時々ふと思う

心に渦巻く欲望に

いつか 飲み込まれやしないかと



でも 偽善なんかじゃない

ただ 周りの人に

優しくしたいだけなんだ



大きくなってから

転んだりすることが

怖くなった



冷たい風が吹かねば

温もりを求めなかった

温もりを感じねば

寂しいなんて思わなかった



そう 真実を隠して

歪んだ嘘なんか

心底うんざりしてるんだ



小さい頃ならまだ

立ち上がることができた

大きくなった私は

転んでも俯いたまま









あとがき

かなり長い期間温めていた詩です。
確か原案を思いついたのは2年前だった気がします。
今までの詩の中で一番好きです。