恋のようで
溜息の度に思い出されるあの人
日に日に
想いが重くのしかかる
瞼の裏には既に剥れぬ笑顔が焼けついて
涙腺を強く刺激する
少しの事が嬉しくて
少しの事が悲しくて
少しの事が楽しくて
少しの事が切なくて
いつも振り回されている感覚に惑わされて
それでもいつも何処かで貴方を感じていた
でも
想っても
想っても
すぅっと消えてしまう
想いは伝えねば意味は無い
けど言えない
貴方を裏切れない
私をただの人だと信じて疑わない貴方を
私がただの女だと知らない貴方を
そう思いつつ
私は貴方が私を想う夢を見てしまう
きっと
間違いなく
既に
恋のように
恋をしているようで
どうか、お願い
私を知らないで
でも 離れないで
私の日常の中から消えないで
いつまでも
手をつないでいてください
あとがき
この詩は不安定になった時に書いたと思います。
なんで恋の「よう」なんだろうな、と自分でもちょっと謎です。
おそらく、恋だと認めたくなかったのかと思います。
認めると、気持ちは止まらなくなりますから。