夜道



雨上がりの夜道
下を向きながら大股で歩く
月も隠れた暗い夜道
前を見ると 電灯がぽつぽつと道を照らしている

『道を決められてるみたいで何かイヤ』
天邪鬼な私は電灯のない道を選んだ

救急車のサイレン
重暗い光を宿した空
蚊による痒み
どれも 不安や意味のない苛立ちを
生み出すのには充分すぎるのに
心がこんなに静かなのは何故だろう

そんな事より
晩ご飯のおかずや 
明後日の友達との約束が
気になるのは何故だろう

これを平和というのか

それとも罪と呼ぶのか

大股はいつの間にか小股になっていた









あとがき

また夜ですね。
ふざけてるのか真剣なのかよく分からない詩ですが、
実は結構真剣だったりしました。
…そういえばこれ思いついたの、
夜に犬の散歩してた時だったと思います!(結構どうでもいい話